協会けんぽでは「一般健診」と併せて、40歳・50歳の方を対象に検査項目をプラスした「付加健診」、女性のための「乳がん・子宮がん健診」、「肝炎ウイルス検査」がオプションで追加できます。年度内お一人様1回に限り、協会けんぽが健診費用の一部を負担します。
ただし、健診を受けることができる方(補助が受けられる健診)は、健診の種類により異なりますのでご注意ください。
一般 健診 |
オプション | 対 象 | |||||
付加 健診 |
乳 がん |
子宮 がん |
肝炎 | ||||
既往歴の調査、自覚症状の調査、問診 | ● | ||||||
理学的所見(胸部聴診、腹部触診等) | ● | ||||||
身長 | ● | 肥満度(肥満・やせ) | |||||
体重 | ● | ||||||
肥満度(BMI) | ● | ||||||
腹囲計測 | ● | ||||||
(5m視力)遠視力 | ● | 視力 | |||||
オージオメータ 40dB(1000Hz 4000Hz) |
● | 聴力 | |||||
血圧測定(座位) | ● | 高血圧、低血圧 | |||||
糖判定量 | ● | 糖尿病 | |||||
蛋白半定量 | ● | 腎臓病(腎炎、ネフローゼ など)、尿路系疾患 |
|||||
潜血 | ● | 腎臓病、尿路系疾患 | |||||
尿沈査顕微鏡検査 | ● | ||||||
免疫便潜血反応検査(2日法) | ● | 消化管出血、大腸ポリープ、 大腸がんなど |
|||||
白血球数 | ● | 炎症、白血病など血液系の 疾患、感染症など |
|||||
赤血球数 | ● | 貧血など | |||||
ヘマトクリット値 | ● | ||||||
ヘモグロビン(血色素量) | ● | ||||||
血小板数 | ● | 血液系の疾患 | |||||
末梢血液像 | ● | ||||||
GOT、GPT、γGTP | ● | 肝、胆道系疾患 | |||||
AL-P | ● | ||||||
総コレステロール、中性脂肪 | ● | 脂質異常症 | |||||
HDL-C、LDL-C | ● | ||||||
HbA1c | ● | 糖尿病 | |||||
空腹時血糖 | |||||||
Cre(クレアチニン) | ● | 腎機能障害 | |||||
尿酸 | ● | 高尿酸血症(痛風)、 |腎機能障害 |
|||||
総蛋白 | ● | 健康・栄養状態 | |||||
アルブミン | ● | ||||||
総ビリルビン | ● | 肝、胆道系疾患 | |||||
アミラーゼ | ● | 膵炎など | |||||
LDH | ● | 肝疾患、悪性腫瘍、 心疾患など |
|||||
12誘導 | ● | 狭心症、心筋梗塞、 心肥大など心臓の疾患 |
|||||
直接撮影 | ● | 肺結核、肺がん、じん肺など 呼吸器系の疾患と心肥大 |
|||||
直接撮影 | ● どちらか |
胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍 | |||||
胃内視鏡 | |||||||
眼底写真 (無散瞳/無接触/両眼) |
医師の |
● | 動脈硬化、高血圧、白内障、 網膜剥離など |
||||
フローボリュームカーブ (努力肺活量、1秒量、1秒率) |
● | 喘息、肺気腫、慢性気管支炎、 じん肺などの呼吸器疾患 |
|||||
断層撮影法、Bスコープ (肝、胆、腎) |
● | 肝臓、胆のう、腎臓などの疾患 | |||||
問診・視触診・マンモグラフィ | ● | 乳がん、乳腺症など | |||||
問診・視触診・乳腺エコー | |||||||
問診・膣脂膏顕微鏡検査 (スメア方式) |
● | 子宮がん | |||||
HBs抗原 | ● | ウイルス性B型肝炎 | |||||
HCV抗体 | ● | ウイルス性C型肝炎 | |||||
*1 | *2 | *3 | *4 | *5 |
※胃の検査がある方は、一部の方を除いて検査の前に胃の動きを抑える注射をします。注射の影響により、
目がかすんだりする症状が出る場合がありますので、胃の検査がある方は、お車での来院をお控え下さい。
*1 対象年齢35歳~74歳(昭和12年4月2日~昭和52年4月1日)
*2 一般健診を受診する方で、40歳(昭和46年4月2日~昭和47年4月1日)及び
50歳(昭和36年4月2日~昭和37年4月1日)の年齢で受診を希望される方
*3 一般健診を受信される方で、40歳以上偶数年齢の方
*4 20歳以上で偶数年齢の方(40歳以上の方は一般健診を受診される方)
*5 一般健診の受診対象者で次の(1)~(3)のいずれかに該当する方
(過去にC型肝炎検査を受けたことがある方は除きます)
(1) 一般健診を受診される方で、当該年度において35歳以上の方
(2) 一般健診を受診される方で、広範な外科処置をうけたことがある方
または妊娠若しくは分娩の時に多量に出血したことがある方
(3) 一般健診を受診した方で、検査結果において、GOTの値が36以上であった方