柳原病院健診センターでは、最新鋭のマンモグラフィを導入し、女性技師による撮影と女性医師による視触診を実施しております。
足立区乳がん検診をはじめ、マンモグラフィのみの健診も実施しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
柳原病院の診察券をお持ちの方はご持参下さい。
マンモグラフィ撮影後、同日に視触診を行います(足立区乳がん検診をのぞく)。
マンモグラフィ検診結果は、通常即日お渡しいたします。
*健診のオプションで実施した場合は、他の健診結果と一緒に後日お渡し致します。
●柳原病院検診センターでは下記の乳がん検診を行っています。
※友の会割引は足立健康友の会(年会費700円)に加入されている方が
対象になります(即日入会可)。
※その他、土建健診・全国健康保険協会等の健診でも実施致しております。
日本人女性の乳がんは、食生活の欧米化などにより著しく増え続けています。日本人女性の20人に1人が乳がんにかかるといわれ、日本人女性のがん罹患率(病気にかかる割合)の第1位は乳がんです。乳がんは20歳過ぎから認められ、40歳後半から50歳代に最も多く、年齢が上がっても発症率は高いままで、80歳代まで推移していきます。乳がんによる死亡率は日本ではまだ増え続けていますが、欧米では乳がん死亡率は減少しています。それは「マンモグラフィ(乳腺撮影)」による乳がん検診が普及しているからです。
「マンモグラフィ(乳腺撮影)」が乳がん発見に有効な理由
乳がんには、腫瘤(しこり)を形成するタイプと、腫瘤を形成せずがん組織が乳管(母乳を乳首まで運んでいる管)を伝って広がっていくタイプがあります。
マンモグラフィは腫瘤(しこり)を形成せず、乳管を伝わっていくがん組織のカルシウム沈着(石灰化)を描出することに優れており、触診ではわからないような小さながんも発見できるのです。
「マンモグラフィ(乳腺撮影)」撮影の被ばく線量について
放射線被ばくが問題になっていますが、マンモグラフィの撮影では放射線(X線)は乳房の範囲しか照射されず、身体に残るようなこともありません。安心して受診して下さい。
マンモグラフィ検診を受けましょう
「マンモグラフィ(乳腺撮影)」では乳房を片方ずつ2方向から撮影します。撮影する時に強く圧迫して、できるだけ乳房を薄く伸ばします。できるだけ薄くする事で画像は鮮明になり、被ばく線量も薄いほど少なくなります。
乳腺は排卵から月経が始まる頃まで、卵巣から分泌される女性ホルモンによって影響を受け、乳房がしばしば硬くなったり痛みを感じたりします。閉経前の方がマンモグラフィ検診を受ける場合は、乳房が硬くなったり痛みのない時期の月経開始後1週間くらいが良いといわれています。気になることがなくても定期的に「マンモグラフィ(乳腺撮影)」を受けましょう。
「乳がん」は早期発見、早期治療すれば、ほとんどが治るがん
乳がんは、発見されたときの進行度によりその治療成績が左右されます。早期乳がんでは100%に近い生存率が期待できますが、進行がんで発見されると生存率はおよそ50%です。また、早期に発見された場合は乳房を残す乳房温存療法が可能です。すなわち乳がんは早期に発見することがとても大切です。
足立区乳がん検診は、はじめに足立区へお申込み下さい。受診票が送付されてきます。
柳原病院にて検診のご予約後、受診票をお持ちになって
柳原病院2階受付へおいで下さい。
マンモグラフィ撮影後、一次読影を柳原病院、二次読影を足立区医師会で行った後、
結果説明を行います。判定まで3~4週間です。
詳しくは、足立区乳がん検診のページをご覧下さい。
子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」がありますが、原因も発祥のメカニズムも全く異なるがんです。子宮がんにかかる人は、年間約21,000人で、内訳は子宮頸がんが約10,000人、子宮体がんが約11,000人となっています。
子宮頸がん
子宮頸がんは遺伝などに関係なく、性交経験がある女性なら誰でもなる可能性のある病気です。近年では20代後半から30代に急増、若い女性の発症率が増加傾向にあり、特に症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回検診を受けることが勧められています。
がん細胞の増殖はゆっくりで、正常な細胞が浸潤がんになるのに5〜10年以上かかるといわれています。そのため、定期的に検診を受ければ、がんになる前の段階で見つけることが可能です。